人力日記 男体山 20090614
昨年の冬
閉ざされた門の前に立った。
入れないと思うと入りたくなる。
そんな心理かな。
そんな風に登りたい気持ちを募らせ、5月の開山から1ヶ月遅れで登るチャンスが。
本当は先週登る予定だったのだけれど、いろは坂を登ると大雨。
あきらめた。
今日の天気も微妙。
家を出るときは先週と同じく曇り。
いろは坂を登り始めると、急に土砂降り。
なんだ…今週もか…。
しかし中禅寺湖に出ると雨は上がっている。
門は開いている。
7:30 入山
登山が趣味な訳じゃないし、まぁハイキングの延長くらいな気持ち。
ちょっとなめているよね…
(まぁこれから痛い目見る入門者なので多めに見てください)
しかし、なんとも複雑な天候。
下り坂の様な気がする。
門をくぐるとなんだか急に霧が立ちこめてきた。
(いろは坂の雨雲がついてきたのかな?)
1合目を過ぎると雷が…
すぐに雨も降り出す。
(雷鳴を聞いたらすぐに下山が、登山の基本だったのだっけ??)
とりあえず雨合羽を取り出す。
(必需品その1:雨合羽、いやいや…きちんとしたレインウエアが良いかと)
もうすぐ3合目。
相変わらず鳴り続ける雷。
前方から格好いいレインウエアを着たお兄ちゃんが降りてくる。
「おはようございます」などとお互いに言葉を交わしながらすれ違う。
一瞬(無謀な登山者、落雷で死亡)なんて見出しが浮かぶ。
この瞬間が運命の分かれ道なのかもしれない。
4合目が近づいた頃。
雨が上がり、再び雨合羽から薄手の防寒着に。
(必需品その2:防寒着、丸めるとちっちゃくなるナイロンのやつ)
しばらく歩くとさっきのお兄ちゃんにぬかれる。
(健脚だぁ)
雨でぬかるむ山道。
トレイルランニング用のシューズにして良かった。
いつものジョギングシューズだったら、スリックタイヤで雨の中走る様なもの。
靴底のでっかいパターンががっちりぬかるみに食いつく。
(必需品その3:山用の靴)
相変わらずの霧の中
小さな鳥居があらわれる。
(小さいとはいえヘリコプターで運んだのだろうか?)
男体山は二荒山神社の一部。
そんなわけで登山では無くて登拝と言うらしい。
入山の際には二荒山中宮祠に500円を払う。
この鳥居を過ぎるともう8合目
ちっちゃな神社がある。
(滝尾神社)
さて、もう一息!
リュックを担ぎ直すとストックが落ちた。
(下山時、膝の負担低減用に準備)
試しに突いて登ると!
これがものすごく便利。
自分専用の手すりがずっとついてくる感じ。
目から鱗だ!
長さが調節出来る機構も便利。
登りは短め、下りは長めで使かう。
(なんだ、もっと早く使えば良かった)
(必需品その4:ストック)
ストックの先端のゴムキャップをとると、針状にとがっている。
とがった先で山道をつつくと、道を崩す原因となり、問題となっているそうだ…
だいたいゴム先の方が使いやすいはずだけれどなぁ
9合目が近づくと。
なんと桜。
6月なのにね!
頂上が見えた。
けど、よく見えない。
たまに風が吹くと、一瞬霧が晴れ、雲の上にいることがわかる。


頂上には色々。
さっきの鳥居と違って、分割組立式の古い鳥居。
これって大昔にきっと人力で担いで来たのだろうなぁ。
お!三角点!!
「剣岳」原作は面白かった。映画もきっと良いのだろうなぁ~。
しかし深い霧。
晴れたらきっとすばらしい景色なのだろうなぁ~。
今度は晴れた時に来よう。
履き慣れない靴で3時間。
かかとには靴擦れ。
絆創膏を探すも…(山をなめているからこういう準備不足)
!膝からテーピングをはがしてかかとに!
(必需品その5:絆創膏orテーピング)


頂上を過ぎ、志津小屋方面へ下る。
晴れ始めた空。
斜面にはまだ残雪も。
志津側の下りは結構しんどい。
大きな崩落面沿いに下る。
(男体山を眺めると見えるくぼみの一つだな)
長い年月をかけ、山が崩れて行くのは仕方がない事なのだろう。
自然の崩落を人工的に止めるのが良いのか悪いのか、ぼくにはわからない。
などと考えているとどうやら志津小屋側へ下山。
さて、振り返ること5時間前に仕込んでおいた自転車とここで再会!
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